午前三時の舞

ヨンウォニ ソニョシデ!

天皇皇后両陛下万歳!

11月中、12月中旬まで、皇室に関する本を夢中になって何冊か読み終えた。

上皇陛下が譲位され、新天皇陛下として即位した節目として根岸さんが出した「新天皇 若き日の肖像」・友納尚子さんの「皇后雅子さま物語」・女性自身編集の「天皇家のユーモア」・天皇陛下の教育係だった浜尾実さんの「子供を伸ばす一言、ダメにする一言」・松崎さんの「ナルちゃん憲法」読んだ順。

 

全部あっという間に読み終えるくらい面白かった。浜尾さんの本については、子どもはいないけど、いつか生まれるかもしれないし、アマゾンで目に入ったものから買っていったので、こんなレパートリーになりましたが、どれも読んで良かった。

 

大変に烏滸がましいが、令和を迎え、天皇陛下と即位パレードに出席した皇后陛下が涙を拭っていた理由が少し分かったような気がした。

 

皇室は閉ざされた世界で、皇后陛下は幼い時から外交官の父親の背中を見て、世界各地を転々としながら育っている。さまざまな国の文化や人々に触れたことで、アイデンティティが確立し、国家のために尽くしたいと外交官になったのではないだろうか。

 

そして、陛下との出会い、ご婚約から、慣れない皇室での生活にマスメディアからの信じられないほどのバッシング・・・。(しかもお妃候補時代からメディアに付き纏われています)心が疲弊しない訳がありません。私たち一般人と違って、「ママに会いたいからちょっと有給頂きます」なんて事もできない(当たり前)

 

マスコミに追っかけ回されて、公表していないのに妊娠のことなどプライベートなことを平気でマスコミに書かれる(嘘含む)母体にとってストレスが1番いけないことなのに、まず私は宮内庁に怒りが止まりません!!当時の陛下のことを思うと、胸が痛くて涙が出ます。

 

象徴であると同時に、陛下自身も1人の夫です。愛する奥様がバッシングされて傷ついている姿を見るのはどれだけ苦しかったことでしょう。

 

さて話は変わりますが、皇后陛下は、外務省時代、夜中の2時に家に着くとお母さんに「あら、今日は早いのね」なんて言われるくらいには、ハードな毎日を送っていたようです。そして、そんな夜遅くに帰宅してまた朝に出社するというのに、身だしなみはきちんとされていたらしく、毎朝すっぴんで十分前に家を出る私は恥ずかしくなった^^;

 

また、巷で言われている皇后陛下は皇室に入りたくて無理やり…みたいな事は一歳なかった。(というか自分も皇室を調べてからそういった噂を知ったが)

 

こんなにも才色兼備で世界にただ1人の素晴らしいお人柄なのに、それを誇示するわけでもなく、いつも控えめでユーモアがあり知的で本当に素晴らしいお方だということを知って、心の底から同じ時代に生まれることができて幸せだと感じている。

 

天皇陛下の素晴らしさにも触れないわけにはいかない。お二人の婚約内定会見で皇后陛下に記者が「殿下のどのようなところに惹かれる?」といった質問をしたときに「大変ご立派で、こんなことを言っては大変失礼ではありますが、人間ができた方であると〜」と言った答えが心の底から分かった。

 

皇后陛下がご病気の時に、新聞などでストレスに感じる記事を見ると、体に触るからとお忙しい中新聞を切り抜いて渡していたらしい。また、敬宮愛子内親王殿下の送り迎えなども公務に差し支えない範囲でしていたそうです。

 

そして敬宮愛子内親王殿下!ご成人おめでとうございます。もうね、朝からず〜っとローブデコルテ姿を楽しみにしておりましたよ、何も言えませんでした。歴史的な瞬間に同じ時代に立ち会うことができて、幸せを噛み締めております。

 

話があっちにこっちに飛んでしまったので、まとめますと、

 

天皇皇后両陛下は結ばれるべくして結ばれた、日本国の象徴であると同時に、世間同様の仲睦まじい一家族であるのだと思った。どうか皆様健康にお気をつけて。そして、コロナが終わったら、一般参賀などで皇室の方に会える機会があったらとても嬉しいです。その時には、心の底から「万歳」と言いたいです。