午前三時の舞

ヨンウォニ ソニョシデ!

ミンギの違和感と安心

プデュの中盤あたりから最近にかけて、私はレンにある違和感を覚えた。
あれ、なんかふっくらした?と。(オンマ的思考で)


アイドルにとって体型管理は最優先事項であり、未だかつでレンがそれを犯したことは無い。長時間移動で浮腫んだり、注射打った後だからか腫れたりしているのは見た事がある。

 

が、しかし頬に少し肉が付いているのをあまり目にしたことがない。というかない。
日本活動するからといって、比較的長くゆったりした時間があっても、彼は太らなかった。

というより、メンバー誰よりもガリガリであった。
NU'ESTの中で、ベクホは本当に顔に肉が付きにくい。下半身集中といった感じ。
逆にその他のメンバー、特にレンやミニョンは浮腫みやすいのか、身体はカリカリでも顔がぷっくらしてて痩せないと画面越しに見栄えしにくくなってしまって、維持が大変そうだなあと思っていた。だから、ミンギがちょっとふっくらしていて不思議に思った。

 

彼はダンスを力入れすぎて踊って、力み過ぎだなんて指摘されたり、いつもファッションにも拘りを持っていたり、そしてNU'ESTの顔と自負していたり、と周りの目を他のメンバーより気にしていたと感じていた。ずっと心に引っかかっていた。
レン=変人みたいな風潮があったけれど、レン自体礼儀正しい人で感受性の強い人であるから、そういったイメージが定着し過ぎるのも本人にとってマイナスになってしまう時が来るのでは?と。

 

私の中でのNU'ESTメンバーの立ち位置は、変人レン、破天荒ベクホ、中立アロン(どちらにでもいける振れ幅の大きい男)、リーダーだけにさすがにツッコミ役のJR(時に変人役)、大抵つっこみ役を引き受けるミニョンといった感がずっとあって、最近それが随分と解けてきたなあと感じる。

 

NU'ESTの力を入れた新曲Overcome(アルバムQ is)が鳴かず飛ばずで、次に出したLove paint(アルバムcanvas)伸ばしていた髪の毛も切ってどう考えても誰が見ても似合わない、話題性だけを頼りにレンはピンク色の髪にしたとしか私には思えなかった。
レンだからね、って感じで受け流されていたけれど、私は無理にミンギからレンになろうとしているのを見て少し辛かった。だって、レンだったら自分に何が似合って何が似合わないか位把握しているはずだもの。

なんだかんだ昔、他の人も言ってたけれど、NU'ESTの中でずば抜けて話題になりやすいレンがプデュを通じて他のメンバーの順位の方が最終的に高くなって、かつそういった呪縛から解かれたから、今の精神的に安定しているミンギ、そしてレンを演じなくてもレンになることができるようになった姿を見ることが出来たのではないか、という考察。

 

レンも以前は他の人と区別をはかる為に常にキツいダイエットでカリカリしていたけれど、今はそうでもないってインタビューで答えていたし、やはり悩んでいたんだな、と。

 

プデュの最終日の結果発表で、発表前に涙ぐんでいたレンを私は忘れられません。
悔しい気持ちの遙か上を行く崇高などこか気高いような、そんなレンの顔。
なんだかすっきりしていたような、吹っ切れたような表情が、とても素敵で儚かったです。

以上、NU'ESTレンの考察でした。